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2013年12月18日(水)

マスコミに耐える

マスコミに叩かれ始めたらじっと耐えるしかありませんが、尋常な体力と気力では持たないものです。しかし耐えて、その後評価の変わった人がいます。マスコミなんていい気なもんだから、ほんとうならそれを書いたマスコミは、出てきて謝罪するべきか引退すべきですが、そんなこと出来るくらいなら、マスコミにならなかったかもしれません。昨日酒席で話題になりましたが、丹下健三も耐えた一人。前のオリンピックの時、あの水泳競技場が、予算オーバーで出来なくなりそうになった時、さんざん叩かれました。「丹下は施主が遠くに見えた時からペコペコお辞儀をしている」とケイベツされました。どうでも良い話を持ち出して貶す、よくやる手です。ところが丹下は田中角栄のところに行って頭を下げ、倍近くになった予算に追加を出してもらいました。そして世紀の傑作が出来たのです。また、小沢征爾がデビューしたての頃、岩城と比較されてよく叩かれました。譜を憶えないとか、江戸京子や入江美樹のことなど、うるさく書かれました。ところがインタビューも避けてマスコミを無視し続けて、耐えました。それから、もう一人。沢尻エリカ様。この間、「時計屋の娘」(?)とかいうドラマを、普段はドラマが嫌いなので見ませんが、ふと目に入ったシーンが気になってつい終わりまで見てしまいました。終わって、あのひと誰?と聞くと「沢尻エリカ」と言われ、以前も対談を見て見直しましたが、今回も、これまでの叩かれ方からダメな女と認識していましたが、ドラマも良かったけど彼女も良かった。私の中でどうも変わりつつあります。マスコミに騙された。


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