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2014年04月11日(金)

幻滅2人

1人は石原慎太郎がBSフジで1時間に二度同じことを言ったこと。冒頭に「この前ねえ、外国人記者クラブに呼ばれて講演した時、マッカーサーが帰国して云々」と話し、「外人は誰も知らなかったんだよ」と言っておいて、1時間後、帰り際にもう1度「この前ねえ、外国人記者クラブに呼ばれて云々」と同じ内容の話(言葉もまったく同じ)をするのです。さすがに女性アナウンサーは戸惑ったような表情でなんと相槌を打ったら良いやら、と年寄りの話を聞く孫娘のようでした。私もよく付き合う若い人に以前しゃべったことをまたしゃべって、あとで気づいて自己嫌悪に陥りますが、年は取りたくないもんだ、とつくづく思います。慎太郎さんもこうなるとさすが幻滅です。

もう一人はやはりBSフジの番組で、ゲストの桜井よし子さんが、小保方さんの記者会見のあった日、感想を求められて「スタップ細胞の発見が報道されたときは、若いかわいい子で、凄いことをやるなと感心し、日本の女性も「捨てたもんじゃない」と書いたんですよ」と言いました。この発言自体、あきれましたが、更に、「論文に問題があると発覚して70日、何故すぐ出てきて説明しなかったんでしょうねえ。当の本人ですから、自ら出てきて説明すべきでした」と言うのです。小保方さんは「会見を開きたかったが、理研がやらせてくれなかった」と言ってるじゃあないですか。携帯はパンク状態で使えず、上司にも連絡はまったくつかず、自宅マンションの前には40人以上の記者が詰めかけていて外出することもできず、インタホンは鳴りっ放し、私ですらマスコミの凄さは想像でき、そんな状況で説明に出ていくことなど出来るはずがない、と理解できます。それをマスコミの中で生きている桜井さんが何故分からないのか。むしろマスコミのバカ騒ぎをたしなめる役に回るべきではなかったか。そう思って、桜井さんに幻滅しました。ちなみにあの会見を開いたホテルの会場費は30何万円とか。小保方さんが自前で払ったそうです。2時間の予定が、くだらない質問で30分オーバーさせて、せめて会場の延長代、払おうと言ったマスコミはいたのですかねえ。


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