ホーム »  コラム  »  何を反対?

2014年05月03日(土)

何を反対?

昔、大学が学園紛争で荒れた時、学生たちは今では想像も出来ないでしょうが、大団結して大集会を開いて盛り上がりました。ちょっとやそっとではおさめられなくなりました。ところが政治能力にも長けた総長は静めようとするどころか、「立て看板禁止」をしました。学生は大騒ぎ。私はこんな時に何てことをするんだと呆れましたが、それもつかの間、続けて「教室の使用禁止」をします。学生はますます大騒ぎ。ところがさらに「集会の禁止」果ては「授業料値上げ」と、学生の反対することばかり立て続けに打ち出します。結果は、学生は何を反対しているのか分からなくなり分裂し、やがて分散してしまいました。団結して一つの問題に盛り上がることが一番恐ろしい、ということを知りました。それを今つくづく思い出しているのです。小保方問題も石井調査委員長の問題や果ては山中教授まで登場して、何が何だか分からない。「新国立競技場」も先日送られてきた小冊子の「古いのを使え」とか、何を反対しているのか分からなくなってしまうのは、向こうにとっては「思う壺」。こういうのを「グシャ(愚者)のグシャグシャ行動」と言います。


ページの先頭に戻る