ホーム »  コラム  »  建築士法

2014年06月23日(月)

建築士法

「改正建築士法」が成立したそうです。中身を見てびっくり。まず、3年に一度の「定期講習」が5年に一度になりました。なんだよ!それ。今後の為には結構なことですが、先週2回目を受けたばかり。それに4,5年前に出来たばかりの法律じゃアないですか?3年とした役人出て来い!と言いたいです。それから、「300㎡を越える設計は書面による契約書を義務化」、だそうです。これも無いより結構なことですが、300㎡以下の住宅などの設計が、建築家の最もつらい悩みなのです。それは現実的には、契約も結ばずいろいろ案を出さねばならず、さんざん案を出させておいて、ハイ、サヨナラという施主が大勢いることです。だから本当は、「300㎡以下の設計は、契約を結ぶことなく、いかなるスケッチ、図面、模型、パースも出してはいけない」としてくれれば助かるのです。この「改正建築士法」は、否、他の法律も、基本的に「建築士性悪説」に立っていて、施主を保護する姿勢なのです。「みなし建築士」を防ぐのが目的のようですが、私に言わせれば「みなし建て主」(何も払わず建築家にやらせて去っていく施主をそう呼びます)による被害の方がはるかに多いと思います。それもこれも、実はこういう法律をつくる政治家たちが現状を全く理解していないのです。それもそのはず、この法律をつくった「自民党建築設計議員連盟」の会長はあの額賀福士郎氏です。元防衛大臣でしょ?建築まったく関係ないじゃないですか。


ページの先頭に戻る