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2014年08月12日(火)

「M氏邸」とタマホーム

久しぶりに私の(自称傑作)「M氏邸」の近くに行ったので寄ってみました。見当たりません。周辺が大分変わっていますが、通い慣れたところにありません。近隣の様子からたしかここだと思う敷地には、暖炉の煙突が付いた豪邸が建っています。敷地が半階分上がっていたので、私はそれを一部利用し、下を駐車場にして半階上がった形にしましたが、それを敷地の半分以上削って建て替えています。「M氏邸」は一番右端に階段を付けて道路から上がるアプローチにしていましたが、今はそれをほとんど削って狭い階段として裏口としています。その一部残された狭い階段を見て愕然としました。私のタイルが残っているのです。確かに私のタイルです。裏だから汚れていますが、この剥がし忘れたような数枚のタイルが、ここに私の「M氏邸」があった証拠です。これ以上見ていると涙が出るので立ち去りました。帰路、これも同じく(自称傑作)「シルバーシャーク」がありますが、そこは毎日通っていますが、その3軒隣の敷地が最近整備され建築を始める準備をしていました。それが、今日は仮囲いが出来て大きな看板がつきました。こともあろうに「タマホーム」。「それはないだろう!3軒隣のこの素晴らしい建築を建てた建築家に頼もうと思わないのか!」と叫びながら、土用の丑の日にうなぎ屋が混む世の中だ、仕方がないと納得。若い住宅作家諸君、頑張ってくれたまえ!


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