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2014年09月23日(火)

村上春樹

どうも最近夜中に目が覚めて、しようがないので本を読むことにしています。ところが本が面白いとかえって夢中になって目が冴えて困ります。そういう本の一冊が村上春樹の「女のいない男たち」。もう大分前に買ったのですが、「魚ゆう」の設計が大詰めで積んでおいたのですが、それを読みはじめたのです。村上春樹は数年前に何とかいう数字の付いた本がバカ流行して、まったく関心無かったのですが、去年だったか「文芸春秋」に「木野」という短編が載っていて、ちょっと読んだら猛烈に面白く一気に読んでしまったので、村上春樹に関心を持つようになったのです。今回も「女のいない男たち」は全部読んで、どれも興奮するほど興味を持ちましたが、ふと、この本私は表面しか読めていないのではいか、と思うようになりました。話の語り口が実に分かり易く展開も面白い。しかし、読みようによっては物凄く奥があって、鋭敏な触毛を持っていないと感じないで過ごしてしまいそうだと思いました。そういう建築を作ってみたくなりました。毒も針も無いくせにやたら綺麗な熱帯魚のような建築が最近多いので。


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