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2015年01月05日(月)

デザインビルド

「ケンプラッツ日経BP」の記事に「デザインビルド」で発注、受注が進んでいると報じています。聞き慣れない言葉だなと思いましたが、要するに設計施工一括で受注することで、これを公共建築でもやるようになったと言うことのようです。私はもともと「設計施工一貫」反対論者ではないので(竹中出身だもんで)、とうとう大ぴらに言うようになったかと、むしろ支持します。公共や大きいものはよく分かりませんが、住宅の場合、現実的には、良いものを作る建築家はほとんど決まった工務店と組んでいます。そうでなくとも、或る「システム」を作っているプロモーションの会社は、全国的に大きなネットワークをつくって、決められた施工会社と組むことを前提で仕事をとらせる、この組織に2,500人余りの建築家が参加しています。「ケンプラッツ」に出ていたこれのデメリットは、ほとんど住宅の場合問題ないのではないかと思います。要は、建築家の姿勢、あるいは「強さ」の問題で、「弱い」建築家は、設計施工分離発注でも、いい仕事が公正に出来る保証はありません。この問題、住宅をやっている建築家は、本気で考えないと流れに遅れると思いました。


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