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2015年01月12日(月)

タレントになったジャーナリスト

非常に分かり易く時事問題や世界の動きを解説してくれるジャーナリストがいます。私は自分の勉強のつもりで彼のTVをよく見ます。それの聞き役のタレントたちが初歩的な質問をして、更に取っつきやすい番組になっています。彼の信条は、自分の意見を言わないこと、つまり客観的な解説に徹することだと言います。なるほどと感心していました。ところが先日の番組で、終わりころ、自分が或る新聞に掲載を拒否された話題になりました。するとその状況を一方的に「解説」するのですが、どうしても自分のことなので、彼の方の説明ばかりになって、新聞社側の意見や考えは聞けません。当事者である自分のことを客観的な「解説」が出来るものでしょうか?私にはどうしても自分の「意見」に聞こえました。それを聞くタレントたちの同情を集め、新聞社の批判になって終わりました。せっかくのジャーナリストがタレントになって一線を越えたように思いました。ディレクターにこの話題を薦められても「自分の関わることだから、相手のいないところでやるのはフェアーでないから」とジャーナリストなら断るべきでした。


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