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2015年01月28日(水)

どうなる日本

日本がどんどん悪い方に進んでいくようで不安です。

その1:建築の「基本設計」は設計事務所の営業範囲だという判決が高等裁判所で出たようです。詳細な事情や条件は別として、それが判決の基本姿勢のようです。だから先ず線一本引く前に、正式な契約を結んでおけ、ということですが、住宅の場合、まず無理でしょう。否不可能です。しかも、基準法の改正で300㎡以上は「設計契約を結べ」という法律が出来ましたが、住宅つまり300㎡以下をほとんどの仕事としている建築家は「見捨てられた」のです。

その2:「ビルドネット」という、ホームページを作らせて、設計を取り易く斡旋してやるという会社が倒産しました。「1年間仕事が3件取れなかったら全額返す」と言って50万円をとって、姿をくらませました。1年前、私も関係するグループが入ろうとしたので、怪しいと疑って、会社まで見に行き、担当者にも会いました。説明を聞きながら「1年に3件も来るはずない!」と私は叫びましたが、まあその時は50万円返ってくるのだから、と一緒に行った彼は50万円払いました。見抜けませんでした。

その3:3年前、一審で施主に負けた知人の建築家が控訴し、その件に関係する学者や有識者、権威者10人を応援に付けて二審に進みました。二審の控訴審は大抵1,2回法廷を開いて「門前払い」だそうですが、応援の陣と二審に付けた弁護士が良かったのか、もう3年間、優に10回以上裁判が開かれています。もう結審かと思っていたら、裁判官が変わったそうで、更に3,4か月延びることになりました。日本の裁判官どうかしていると思うしかありません。


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