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2015年02月05日(木)

カーサ ブルータス

カーサ ブルータスが「家を頼みたい21人の建築家」という特集をしています。まあそれについては私など口を出しても意味ないので、21人に「良かったですね」と言うだけですが、実はその号で「建築家との家づくりQ&A50」というページがあって、細かいことまで親切に解説しています。やはりこの雑誌にはかなりレベルの高いブレイン(編集者自身でしょうが)がいて、しかも建築界の現実をよく知っているので感心します。昔の住宅の雑誌(専門誌でなく)は一般のひとに買ってもらわんが為、建て主側に立って建て主の機嫌をとる姿勢でした。私が「施主を叱る」というシリーズを一般誌で始めたら3回でクビになりました。建築家の立場を理解しようとしませんでした。また、作品を発表するとき「工事費」の欄に正直に書くと、少し安く書いて下さい、売れなくなるからとも言われました。

私は「カーサ ブルータス」が昔歴然としていた「専門誌」と「一般誌」の境界を、雑誌だけでなく住宅自体も崩して無くしたと思っています。それは置いといて、出来れば、もう少し、ほんのもう少し、ほんとに食えない若い建築家たちに目を配ってやれないでしょうか?例えば、「建築家を誰にしようか探している時でも、時間を割いて話を聞く場合は、1時間1~2万円は払うべきです。弁護士は初対面の話を聞くだけで取られるし、医者も電話で聞いても診療費としてとられます。」など、建築家の位置を社会的にもう少し引っ張り上げてほしいと思いますが。実はもう少しあるのですが、また別の機会に。


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