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2015年02月28日(土)

新聞ななめ読み

池上彰の朝日新聞のコラム「新聞ななめ読み」が復活しました。私は以前この問題、つまり朝日が「誤報の謝罪」をしないことを批判した池上彰のコラムを掲載しなかったことを、「掲載を拒否しても良いじゃあないか、私だって施主の前で私の設計の悪口をいう奴なんか呼ばない」、と書きました。新聞と私の違いも書きました。新聞つまりジャーナリズムの役割は承知しているつもりです。しかし今回の池上彰の「コラム」を読んで益々そう思いました。それは皇太子が誕生日の記者会見で、憲法のことを言った部分を、書いている新聞もあるのに朝日は書かなかった、と非難するもので、「朝日の判断はどんなものでしょうか」と、つまり批判しているのです。また同じく他の発言も書かなかったものについて「記者やデスクの問題意識の希薄さが気になります」で終わっています。この問題、たしかに難しいことがあるので、朝日だけが書かなかったわけではないのですが、百歩譲って、池上彰の言うことが正しいとして、私が思うのは、朝日は何の目的で彼に書かせているのか?という疑問です。これを読む読者に何を伝えたいのか?「問題意識の希薄さ」などは、内輪でしっかり検討して、そこで詰めておくべきではありませんか?それをあの池上彰にこんな書き方をさせるのは、私は「朝日は何でも受け入れるという「ヤラセ」ではないの?と思えます。池上彰も池上彰です。ちょっとタレントっぽくありませんか?幾ら“ななめ読み”でも、もう一歩踏み込んで、朝日が何故書かなかったか、読者に委ねないで自分の考えを言わなきゃ。「問題意識の希薄さ」はないでしょ。私は問題意識が希薄なのではなく判断の違いだと思いますよ。


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