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2015年06月26日(金)

小選挙区制

島村宜伸という代議士を覚えていますか?大きな勲章をもらってもう十年くらい前に政界を引退しましたが、彼が何かの雑誌の巻頭特集でかつて「小選挙区は亡国への前奏曲」という発言をしているのです。書類を整理していたらそのコピーが出てきて、ぎょっとして読みました。

長い論文ですが、その中で一つだけ拾うと「小選挙区制のもう一つの欠点は、政治ボスの力を強めること。党首脳は、選挙区ごとの候補者調整や比例代表者名簿作成などの人事権を思いのままに握る。同時に、個人向け企業献金の禁止と政党への公費助成が行われ、資金面でもその配分権を一手に握ることができる。人事権と資金を握るボスの力は圧倒的であり、逆らえば自分の立場を苦しくする」というようなことを言っているのです。

これで現在の自民党議員のおとなしいわけが分かりますね。

そしてもう一つ。当時、小選挙区支持派を「改革派」、反対派を「守旧派」と呼び、小選挙区制に反対するものは、まるで逆賊でもあるかのような空気をかもし出し、マスコミはそのお先棒を担いだ、と言っています。

当分日本ダメですね。

 


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