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2015年08月09日(日)

レイモンド記念室

最近用があって、「レイモンド事務所」が入っている「レイモンドビル」によく行きますが、そこのロビーの一角に「レイモンドの記念室」があります。入ると空気が違うんです。私の空気なんです。レイモンドデザインの家具や写真が飾ってあります。その中にスタッフ全員?で写した大きな写真がありますが、その中に「天野さん」が写っています。53年前にタイムスリップ。「レイモンド事務所に入れて下さい。」と行った時、初めに対応してレイモンドに会わせてくれた人が「天野さん」です。黒いセーターを着て出てきた姿を見て、建築家とはこういうものだと、いまだに私もセーターは黒です。

ところで話は、「レイモンドはよく真似をした」と言うことを書こうと思っているのですが、有名なのは「軽井沢の夏の家」、これはコルビュジェに手紙を出して真似をしたことで有名です。しかもコルになかなかうまいと言わせた作品。それから「東京女子大の講堂」もペレの「ランシー教会」。実は「レイモンド記念室」のイスもジオ・ポンティやミースだ、と言えるような椅子があります。しかし、良いじゃあないかと言いたいのです。それぞれが個性を出して、その個性と質とレベルを競えば良いので、真似をされて商売的に損害の有るものは「商標登録」しておけばいい。そうでなければアートと一緒で、真似は自由にすれば良い。そして競えば良い。私の「パタパタ窓」も宮脇さんと北山さんが真似をしました。一言余計?もう一言余計な話。9月5日学会で「山田守の真似」の話。発表します」


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