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2015年10月13日(火)

火事場ドロボー

「新国立」の問題を扱っているWEB SITEで、今やり直しているコンペに参加している人を「火事場ドロボー」と表現していました。うまいこと言いますねえ。伊東豊雄と隈研吾の一騎打ちだそうですね。竹中と大成がそれぞれ付いて、本来なら実に面白い争いのはずですが、私も「火事場ドロボー」に同感です。そもそも、コンペの1等に問題が生じた場合は2位のひとに権利が移るのではないのですか?しかも今回はザッハに決定的は不正があったのでしょうか?主催者側の体制に問題があったのではないでしょうか?それならなおさら、まずザッハを立てるのが筋。こういう醜態を、ただ見ていて、「火事場ドロボー」と言われても発言しない建築家協会は何をしているのでしょうか?

 「国立国会図書館」のコンペでは建築家が立ち上がってコンペ問題を改良してきたはず。それが今回のような「火事場ドロボー」の前例を残していいのか?

 日経だったかで、ザッハの東京事務所の担当者が当時の内情の連載が始まりました。実に面白い。「主催者側(文科省?)は世間が騒ぎ出してから、75M制限と言っていたのを執拗に70Mにしろと要求してきた」そうです。あのようなカーブの屋根で5Mくらい何ら影響ないのに、「どうしても数値で努力の結果をみせたい」ということらしいです。そういうことで「お茶を濁そう」としていた文科相ですから、クビにするのが遅すぎました。続きは次回


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