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2015年10月31日(土)

コンペ&コンテスト

ある資料を探していたら「コンペ&コンテスト」という古い情報専門誌が出てきました。1987年とありますから30年近くになります。この雑誌いろいろな意味で貴重な「名著」です。コンペがすっかりダメになった今、当時の夢多き、夢華やかで若い建築家たちの「江戸時代」のような眩しいほどの時代の非常にチャーミングな雑誌でした。

その4月号に私が連載していた「検証シリーズ」で京都の大谷幸夫の「国際会館」について書いたものが載っていたので、懐かしく読み返してみると、実に良く書けています。自分で言うのもなんですが、秀作です。

コンペがあったのが1963年ですから、当時20年位を経たことになりますが、編集長の中島克佳氏と京都に行って書きました。その後大谷氏に会って「何故打ち放し仕上げにしなかったのですか?」と聞いた話は以前このコラムで書きましたが、当時は知らずに見て、感想を書いています。

その雑誌で何人かの建築家に「私にとっての国立京都国際会館コンペ」という文を書いてもらっていますが、その中の鈴木恂さんの書いたものが、読んでいるだけで昂奮するほどの熱気を感じさせます。

そういえば、コンペの時、大谷幸夫40歳、菊竹清訓35歳。ゲン!今だぞ!!


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