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2016年04月08日(金)

歌舞伎座と超高層

隈さんが大阪の歌舞伎座をファサードにくっつけて超高層を建てるようです。村野藤吾の歌舞伎座は既に移転されていますが、その思い出は残して欲しいと言うことだったようです。

 隈さんは、東京の歌舞伎座のところに超高層を建てるとき、それをどう扱うか二つの眼を意識したとどこかに書いているのを記憶しています。一つは歌舞伎を観にやってくるおばさんや、街の一般のひとたち。もう一つは建築家。で、結局現在の形になりました。

 私は、隈さんの作品の中でもまれにみる愚作だと思います。しかしあそこに超高層を建てようとする企業家、資本家が悪いのであって、あれを残して超高層を建てるのはドダイ無理な話です。 私ならそっくり地下に埋めて、そこに街を作ります。名付けて「歌舞伎町」??

 隈さんは、建築家に向けて作ったらどんなものを作ったのでしょうか? 実は言うだけで、ジェスチャーじゃあないかと思うのですが。大阪でやるあの形はないですよ。今度もまたオバサン目線?

 そう言えば、今度の「新国立」。周囲の壁の中に緑を配したデザイン。あれも「一般大衆向け」だったんですね。今気が付きました。

 


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