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2016年04月26日(火)

エンブレム

せっかく忘れかけていたのに、また騒ぎ出しました。五輪のエンブレム。何故思い出したくないかというと、どれがいいか?を素人に投票させたり、スポーツ選手ら各界の有名人を呼んで、決める委員会などを作って、「透明性」の中で決める。「グラフィックデザイン界」はそれで良いのか?と怒りが込み上げるからです。何万の応募作の中から、4つ選び出して、どれが良いか決める。正に「どんぐり」の大きさを決めるようなもの。グラフィックデザインの作品をどんぐりにしては失礼です。してはいけないことです。

コンペで一等になるという作品は、どんぐりではありません。群を抜いていなければなりません。そういう作品は無いのでしょうか?亀倉雄策のように歴史に残る作品はないのでしょうか?

建築では、この前は、丹下健三の「代々木体育館」が予算を倍近くオーバーしても作ったから歴史に残りました。今回は「ザッハ」の案がそうでした。あれを作っておけば歴史も変わったでしょう。「グラフィックデザイン」の世界にはああいう作品はないのでしょうか?

それより腹が立つのは、「透明性」とか言って、しかも「みんな」で選ぶと言って投票させて、あのA案は一番少なかったのではないですか? たしか一番が5万何千かに対して3万そこそこではなかったのですか? あの投票は何だったのですか?「ガス抜き」のガスにされたのですよ。それを怒らない投票した一般の方々。きっと今度は参院選で自民を大勝させるでしょう。「一億総お人良し」の時代と自覚しましょう。

街でもTVが良いネタとばかりに素人に言いたいこと言わせていましたね。もし私にマイクを向けられたら言いますね「どうでも良い」と。


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