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2016年06月10日(金)

大和クンが生きていたという話は、他人事ながらほっとして良かったと思いました。しかし、退院をするとき何十人も出迎えて、「よく頑張ったね!」とか「元気?!」とか声をかけている群衆を見て、ちょっと、そこまでしなくてもと違和感を感じました。が、まあ考えてみれば「1億総お人よし」社会では不思議な光景ではないのかな、と思いました。しかしそれでも不満に思うのは「よく頑張ったね!」と叫ぶ中に一人くらいは「もう人や犬に石を投げるなよ!!」と叫ぶ大人がいてもいいのではないか、と思いました。

 それからもう一つ。まだ捜索中のとき、TVで児童心理学者らしいひとが、こどもは完全に見捨てられたと悟ると、もう親を追って行こうとするより、自分を守るための生きる本能が生まれるものです。だから、車を追っかけるより、自らの本能的な行動に変わる。つまり藪の中でも懸命に入ろうとする、だから道を辿って探しても駄目だと「解説」していました。

 ところが発見されてよく聞いてみると、親を必死で追っていた。しかしパニックに陥って、方向感覚を失って、逆の方向の道を歩いたという話です。

 この心理学者、「学位論文」はどんな内容だったのでしょうかね?指導教授もいい加減なひとに学位を出したものですね。よくあることですが。


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