ホーム »  コラム  »  残業100時間

2016年10月14日(金)

残業100時間

どこかの大学の先生が、労働問題を研究しているらしく、その先生が今問題になっている電通の社員の過労死のことで、残業100時間ぐらいでだらしがないというようなことを言っていましたが、とんでもない、無責任さに憤りを感じます。

 私はかつてゼネコンの設計部に勤めている時、新入社員二人で或る大きな遊戯施設の休憩スペースのプロジェクトを任されました。単にベンチの配列程度の設計ですが、すでにほぼ辞職する決心が固まっていたので、よし、ここで最後の仕事にかけてみようと、それはそれは夢中で打ち込みました。新入社員の友人と二人でほぼ毎日終電まで残業、日曜出勤、今なら労働基準監督署から叱られそうな働きを1か月しました。

精も根も尽き果てました。それでも残業時間は90時間少々でした。あれは一か月が限界でした。内容は2人の自信作で、(その友人は東工大出身の優秀な奴でした)絶対に良い作品だ、通らなかったら「辞める」と言って頑張りました。

で、結果はボツ。私は辞表を出しに行って、後ろを振り向いたら、彼はいませんでした。


ページの先頭に戻る