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2017年02月19日(日)

認知症の運転

認知症の爺さんが車を店に突っ込んで人を殺したり、高速道路を逆走して衝突されては困るから、認知症のひどいひとには運転させないようにしよう。

まことにごもっとも。で、道路交通法を改正して、「認知症」の検査を厳しくしようということになるらしい。 つまり今まで、たとえば認知症度(そんなのあるかどうか知りませんが)が70で合格させていたものを60に引き下げて、それ以下のひとは専門医の「運転させても大丈夫」という「診断書」をもらってこないと免許の更新をさせないということらしいのです。(違いますか?)

考え方は良いとしても、現実的には「専門医」が足りなくなる。1か月待たされることもあるらしい。それは大混乱です。大迷惑です。かつてある病気のためにやったことがありますが、混乱のためか立ち消えになりました。今度は、役所はどうせ「高齢者」の爺さんが騒ぐだけだから放っておけという魂胆ではないでしょうか?

私、そんなことしなくても、今現在、やっている高齢者の書き換えの時の「実地試験(実際に運転させる試験)」をきちんとやって、アウトの場合は即不合格にすればいい。医者の診断書なんて要らない。試験官がその場で不合格にすれば即免許停止ができるではないですか。

もう私二回も書き換えのために「実地試験」を経験していますから云いますけど、危ない運転をする爺さんや婆さんの運転の時は同乗していて思わず身構えます。

脱輪なんかなんのその、車庫入れなんてやり直していれば良い方で、横にはみ出しても縁石に乗り上げても平気。十数センチの段を上がってすぐ止めるところなんか、上がったとたんにブレーキが踏めずドシン。 コースを走っているときも、「そこは一旦停止ね!」なんて言われても「ホラ!!止めて!!止めて!!」と怒鳴られてやっとニヤニヤして止めます。そしてコースも憶えません。

そんな爺さんでも終わると、みんなと一緒に「合格証」もらって帰るんだからあきれます。「爺さん、止めとけよ」と言いたくなります。つまり現状の「高齢者試験」をしっかりやれば良いのです。なんで脱輪して平気な爺や婆を通すんですか?

医者が「この患者、大丈夫」と書く診断書より、脱輪して平気でいる爺さんを落とすほうがはるかに世の事故は防げると思いますが。


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