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2017年05月25日(木)

オスプレイ

東京国立博物館の「茶の湯」展で贋作がある?というスクープ記事を読むために買った「週刊文春」に衝撃的な写真がありました。

それは沖縄辺野古で行われている米軍のフェスティバルで、オスプレイに子供ずれの親子が、喜んで乗り込んで見学している写真です。芝生の上に降りたった、あのプロペラを上に向けたオスプレイの前で、子供を連れた若いお母さんたちが、見学をして満足そうに話をしています。米国兵がサングラスをかけて、入り口に立って見張っている写真です。機内の座席に子供を座らせてスマホで写真を撮っている写真もありました。

 記事を読むと、記者が「オスプレイの前で若い母親から、これは何という飛行機ですか?と聞かれた」と書いてありました。「これが現実だ」ではすまない現実ではないでしょうか?

 私は子供の頃を思い出しました。敗戦直後、サングラスをかけた進駐軍のアメリカ兵がジープに乗ってくると、子供たちは駆け寄って「ギブミーチューインガム」と乞いました。日常的な姿でした。私の家の近くに焼け残った,神山さんという方が住んでいた白亜の西洋館の豪邸がありました。住人の神山さんは追い出されて、米軍に接収され米軍人の家族が住んでいました。中の芝生の庭園で戯れるアメリカ兵の子供たちを見るために、近所の子供たちは腹ばいに伏せて顔を地面につけて、門の下の隙間から見ていました。中の芝生の光景は忘れられません。

 繁華街にでると、真っ赤な口紅をつけて、きついパーマをかけたパンパンガールが米兵の腕にしがみ付いて歩いていました。日常的な姿でした。

 どうして「文春」の記事と写真を見て思い出したのか、分かりません。結びつける気力もありません。


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