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2017年07月25日(火)

李下で冠を正す

国会の「閉会中審査」の冒頭で安倍さんが「李下に冠を正さず」という言葉があるが、これまでの答弁や説明で、このことが欠けていた」というような意味のことを発言しました。それでこれからは「真摯に説明責任を果たしていく」と言われました。

私は一瞬「アレ?」と思いました。これはちょっと使い方が間違っているんじゃあないかな?と思ったのです。しかしまあ、麻生さんだって中学生でも読める漢字を間違えたりするから、まあ安倍さんだって同じだろうと思いました。

つまり文章の流れから云って、「加計さんは友人だから、説明の仕方が悪いと何か便宜をはかっているんじゃないかと疑われる」だから李下では冠を直さないようにしよう、と云ったと思ったのです。つまり、「冠を直さない」イコール「丁寧な説明」となります。やっぱり使い方を間違っている。

だから「冠を直す行為」を、ゴルフや食事をすること、とすれば、ゴルフは単なる娯楽だけれど加計さんとやると、何か良からぬことを打ち合わせているんじゃあないか?と疑われる・・・それなら使い方としては正しい。

それにしても、大臣が、ゴルフや飲食を家族や秘書官たち内輪でするなら良いけど、それ以外のひととするのに、スモモを取らないはずがない。われわれと違って、経費で落としているはずだし、まったくの娯楽や楽しみであるはずがない。

やっぱりおかしな話ですよ、これは。


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