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2017年11月17日(金)

大山鳴動イノシシ一匹

加計学園の認可が下りたとかなんとか、大騒ぎです。与党にしてみれば、ちゃんと審査をしたら、「条件は満たされていたから、やっぱり問題は無かった」と言います。

しかし、はじめからそれが問題だったのではないのではないですか? 野党はそれも分からずに、どなり合いだけで逃げられて、一件落着となることは目に見えています。 私はせっかく大山が鳴動したのだから、鼠だけでなく熊もイノシシも捕まえる必要があると思います。

それには、はじめから総理大臣や閣僚、内閣官房、内閣府のひとと少しでも関係のある組織は、許認可が必要なことの対象からはずすという法律を作るべきです。勿論その家族(妻)も含みます。

私は民間の建築確認業務をする或る機関(組織)から依頼されて「審査委員」をしています。その機関が正常に業務を行っているかチェックをする役目です。従って、私の事務所は「確認申請」をその機関(組織)に出すことは禁じられています。忖度したり手心を加える恐れがあるからです。

また、設計コンペでは、審査委員をやっている建築家の事務所の所員は応募できません。大学の先生の場合は、その研究室はもとより、そこの研究室に所属する学生も応募資格がありません。

これって当然でしょう。「李下に冠を正さず」とはこのことです。ゴルフをしたり酒を飲むことではありません。それはもうスモモを食ったことになるのです。それを安倍さんは国会で何度も「総理の友達だから応募できないって、そんなバカな話は無いでしょう」と言っていました。バカな話ではないのです。官邸関係や閣僚や内閣府の中に、申請を出した組織に絡む人はいたんじゃあないですか?奥様も含めて。

そういうことくらい見直す機会にしてほしいですね。どうせこのままフタを閉めるんでしょうけれど。


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