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2018年04月07日(土)

女性と土俵の話

土俵の話でもめています。たったこれだけのことで、寄ってたかって大騒ぎ。こんな時うっかり言うと深い研究者からバカにされますが、でもあまり騒ぎすぎるので私も参加(暇ではないのにバカですねえ)。

私は基本的には、伝統(広い意味で文化)は破壊したり変えることに意味のないかぎり、反対です。守るべきだと考えます。

しかし、その破壊や変えることに創造の力、しかも相当の破壊力が認められる時、私は破壊を肯定します。そこに新しい文化が生まれるからです。

しかし今回の話は、次元が違います。

馬鹿げた議論です。

戦争している時、負傷者を看護する赤十字は、激しい戦闘の真っただ中でも、攻めてはいけないとされています。敵味方なく、守らなければならないのです。誰が決めたか? 人間ですよ。人間の理性ですよ。

しかし、IS(イスラム国)とかいう集団は、その赤十字も見境なく攻撃しました。戦争は、子供も負傷者もそんなのあるものかと攻めて、一人でも多く殺傷すれば勝ちだと言うのでしょう。私たちはそれを野蛮といいます。

そう、もし今回も女性を阻止して、心臓マッサージの経験が無い男たちが何もできずに、右往左往するだけで死んでいたら、日本人は野蛮と言われたでしょう。

だからあれで良かったのです。それだけの話です。

それをああだこうだと騒ぐと、その人のレベルが露見します。たとえば、小池知事の見解、さすがの意見でした。それに対して、宝塚市長(女性)。何言ってんの?土俵に上がれないことを「女性差別」と結び付けて……

「じゃあ宝塚歌劇団に男も入れろよ! 歌舞伎に女もやらせろよ!」程度の話になっちゃう。もう止めておきます。私もお里が知れるから。


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