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2018年11月16日(金)

値切らないで

先日のコラムで、建築家が関わっている工事は値切らないでください、と書いたら「予算をオーバーしてるから仕方がないじゃあないか」というようなご意見をいただきました。ごもっともです。そこで書き方がうまくなかったので、書き直します。

 「値切らないで」と書いたのは、建築家が工務店の見積もりを妥当かどうかチェックした後に、やみくもに出精値引き、つまり工務店の利益を減らしてサービスで値引きしてくれと要求すること、これは止めてくれという意味だったのです。

 たとえば、3,250万円と出たものを、「端数は切ってよ。3,200で良いでしょ」とか「3,000にしてくれよ」という人がいます。

 ボランティアや慈善事業でやっているんじゃあないのだから、値切られた分は手を抜かれるかもしれません。あるいは、職人の、安いけど腕の悪い、ランクの低い人に変えるかもしれない。それを覚悟してくださいということです。建築家も理不尽なダンピングをされると、弱い立場になります。(まあ、こんなに値切ったら、断られるでしょうがね・・・)

 それから、設計見積もりの段階でオーバーしたという時の話は、長くなるので、ここでは到底書けませんから、省略します。(詳しくは拙著「家を建てるなら……デザインビルドで」(東京図書出版・¥1,000+税)を読んで下さい。


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