ホーム »  コラム  »  建築や建築家と出会うこと

2019年01月17日(木)

建築や建築家と出会うこと

たまたま通りかかった街で、「こりゃあなかなかやってるなあ」と、優れた建築作品に出くわすのはとても楽しいこと。それが有名作家のものもあったり、あるいは無名でも見れば見る程引き込まれる作品がある、という話は以前書きました。

伊波さんが、そういうことに興味があるようで、彼には以前広瀬鎌二の「上小沢邸」を教えてもらったり、林雅子の作品も教えてもらいました。無名の建築家の作品も「けっこうやってますよ」と言うので見に行ったこともありました。

その彼が先日「これ先生がやったんじゃあないですか?」とワンカット外観をメールしてきました。小さいのであまり詳しくも見ないで、なるほど一見やりそうだが、私の俗の面が丸出しになったような住宅で、こんな作品が私の建築であるはずないと「なかなか俺の悪い面を見抜くイイ目してるじゃあないか、でも違うよ。よく見ろよ!」と皮肉とイヤミを込めて返事を出しておきました。

次の日、時間があったので何気なくもう一回大きくして見ていたら、特徴ある表面仕上げがそっくり。なんだ真似しやがってと、よーく見たら「エー!!俺んだ!」

言い訳はしませんが俗っぽさ丸出し。しかし伊波さんはさすがお見通し。

新年早々、他の件でもある方から「吉田さん、ご記憶が混乱しているようで・・・」とからかわれることがあって「調べたら脳の賞味期限が5日前に切れていました」と言って落ち込んでいました。

そうしたら、ある会で、土田拓也さんというとても魅力ある建築を作っている若い建築家に出会いました。

ホームページで見た作品、なかなか好きです。写真だけで詳しくは分かりませんが、材料の選び方がユニークなようで、かたちにも惹かれるけど、興味が湧きます。相当建築にのめり込んで、作り込んで、エネルギーを注ぎ込んでいることが作品から感じられました。一面しか分からない作品もありますが、その一面にも夢中で注いだ力が感じられます。そういう作品が特に好きです。

建築との出会いだけでなく、建築家との出会いも楽しいものです

(脳の賞味期限は切れたけど、4,5日なら火を通せば食えるから、廃棄処分にはしないで下さい)


ページの先頭に戻る