ホーム »  コラム  »  清家清・私の家

2019年01月27日(日)

清家清・私の家

先日、ある方の計らいで「清家清・私の家」に参拝する機会を得ました。

参拝? 私は(若い人と違って)建築作品を見学するという言葉は使いません。見て学ぶ時期は過ぎたので、鑑賞という言葉を使って、名画や名作の鑑賞と同じにしています。

ところが、さすが清家先生のご自邸は鑑賞の域も越えて、お参りするような気持ちでした。

伺ってからずっと考えていますが、やはり感想はこの欄では書ききれないので、別の機会にでもまとめようと思っています。この建築が掲載されている本は、私が持っているだけでも10冊くらいになります。

ただ一つだけ、ここで書かせてください。

それは、あのご自邸にご夫婦と4人のお子様(男1人女3人)、計6人でお住まいになっていたという事です。

あのお宅はトイレに扉が無いことで有名ですが、それよりなにより、6人家族の家という事の方が、衝撃でした。学会的な住宅計画論がうち砕かれます。

地下室の平面図は見たことがありませんでしたが、実際の地下室空間を見せていただきました。住み始めて5,6年後、ご長女が6年生頃からご長女が使われていたそうです。(ゴーンさんの独房の方が良いかも…(冗談!))

あとの3人の子供たちは何処で寝たんですか? もし清家先生に質問したら「人間は安全な所ならどこでも寝られます。ここは安全ですから、どこでも寝られます。トイレに扉が無いのも安全だからです」とお答えになるだろうなと先生が懐かしく思い出されました。

 

 

 


ページの先頭に戻る