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2019年04月27日(土)

フランク・ゲーリーと日本の寺社?

90歳フランク・ゲーリーが語る「私の建築は日本の寺社」という見出しで、ゲーリーのことが出ていました。(朝日新聞・423日夕刊)

更に見出しでは「伊勢神宮・桂離宮に触発」ともあります。私、何がなんだか分からなくなりました。

ビルバオ・グッゲンハイムの写真が出ていますが、寂れかかって沈滞する工業都市に、爆発的に、暴力的とさえいえる美術館をつくって話題になった。私、ビルバオに行ってみました。たしかに、表現のしようがないような存在感は、この一作でスペインの小さな都市を「世界のビルバオ」にしました。建築の起爆力には驚くばかりでした。 

それがゲーリーだと思いました。

ロスだったか、自邸にも行ってみました。外観だけですが、壊れかかった鶏小屋という印象。いくら自由なアメリカでも街の美観条例によく引っかかんなかったなあと感心しました。

そのゲーリーが「私の建築は日本の寺社」「伊勢神宮・桂離宮や清水寺に触発」と言うんですから、私の日本建築の勉強不足にあわてます。(今度ハードボイルド・伊波君に聞いてみよう。彼は日本建築の精神をよく勉強しているから)

もしかして、伊勢神宮や清水は、そのあり方に圧倒的な存在感を感じるのかなとも思いましたが、桂離宮は違うのではないか?というより,

彼に「日本への関心は表面的ではなく、とても深いものです」と言われると、どうも私のピントは合っていない。あの朝日の記事には混乱しています。みなさん理解されたのでしょうか?


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