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2019年05月11日(土)

マスコミトップが首相と会食、悪い?

 「そりゃあないですよ!」つまりやっちゃあダメでしょうという話。

 首相が、読売のトップ渡辺恒雄主筆と、産経新聞会長と、共同通信社長と、それにNHK元会長らが、パレスホテルのレストランで食事をしたと「首相動静」に出ていました。

 マスコミのトップが首相と会食をする、たぶんしょっちゅうなんでしょう。で、読売とサンケイは政権応援団と公然と言われているし、共同通信も例のあの爺さんの政治評論家がワイドショーで気を遣いながら応援団ぶりを発揮しているし、もう滅茶苦茶ですね。

 例は悪いんですが、これが意味することを考えると、こんなことを思い出します。

 若い頃ある会社の社屋を設計・監理しました。

契約書にある完成、引き渡しの日が近づいたのに工事が間に合わない。会社の事情で正当な理由なく遅れるとペナルティーが懸けられている。そうしたら、工事会社の社長と営業重役がうちに来て、延ばしてくれと言います。「先生から遅滞の理由を正当化して説明してほしいと」言います。それは嘘を言って誤魔化してくれという事です。

 そして堂々と茶封筒を差し出します。たぶん10万か20万円くらい入っているでしょう。若い正義感に満ちた建築家(私のこと)は、茶封筒を押し返し「お帰り下さい」と追い返しました。

 今? 今だったら、「そうですか…、施主の社長さんに説明して理解してもらいましょう。これ? なんか知りませんが・・・せっかくですから、有り難く…」とかなんとか言って、懐に入れますね。

施主には「いやー、オリンピックの影響で、資材が異常に値上がりしてほんとに困っています。追加を出しても認めないと言ってあるので、材料の調達に時間がかかったようで…これはもはやオイルショック並みの社会的な問題なので、ご理解ください」 となるでしょうね。 

バカマス(バカなマスコミの略)だって同じようなもんですよ。トップがパレスホテルで会食しているのに、政権や安倍さんの批判的な記事が書けるはず無いじゃあないですか。佐高信さんが言った「ボウシはカンポウ(某紙は官報)」を思い出してください。

なれ合いや忖度は日本の文化ですから… 初めから許してはいけないことなのです。(会食をなれ合いと言わずして何という)


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