ホーム »  コラム  »  覚えてますか?2千万円問題

2019年09月02日(月)

覚えてますか?2千万円問題

この前の「老後に2,000万円貯めておけ」問題はバカ騒ぎで終わったようですが、ほんとに政府も国民も、バカだなあと思います。

 2,000万円の中身(内訳)をしっかり吟味したひとがどれだけいたか?

 私も、ほとんど見てないし覚えていませんが、一つだけ気になったことが。

 何という名目だったか忘れましたが、要するに住宅の維持費。

 たしか1万5千円くらい、年に20万円くらい。これでは実は無理です。

 まあ家と言うもの建てて5,6年はそのままでもいいけれど、それから年を追うごとにかかります。我慢して放っておくと、改修費用は倍倍になります。

 先日ブルータスの取材がくるというので、久しぶりに、写真を撮りそうなところだけ、馴染みのペンキ屋に塗ってもらいました。35万円です。(金が無いから)枠や柱だけです。壁全部の塗り替えではありません。

 もし一般住宅で外周全部塗り替えとなると、足場だけでも4~50万円くらいはかかります。

 一般に、近年の経験では、築3~40年の家となると、風呂場、台所、便所も直したいとなると、まあ「少なくとも1,000万かかります」と言うところから話をはじめなければなりません。千万円では相当我慢しなければなりません。

 築40年だと、1年にすると25万円、政府の試算ではちょっと足りない。

 家を30歳か40歳で建てたひとは、80歳くらいでどっとツケがきます。

 個人住宅じゃあなく、タワーマンションとかのひと、「限界のタワーマンション」という本読んで御覧なさいよ、飛び降りたくなりますよ。私はタワーマンションの外壁修理のことを考えると気が遠くなります。頼まれたわけではないけれど…

 ほんとうはマスコミが、あの内容の吟味をすべきでした。2千万円を一人歩きさせたのはバカマス(バカなマスコミの略)のせいです。


ページの先頭に戻る