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2019年09月19日(木)

沖縄と木造住宅

沖縄の木造住宅がみな吹っ飛んだ話です。

 20年くらい前の話です。沖縄である組織の仕事で、沖縄の住宅展に参加しました。これは建築家が10人くらい、各自の作品を持ち寄って、展示して客に勧誘するというものです。

 東京からは私と2,3人。あとは地元や九州の建築家。

 私は、自作の木造ローコスト住宅の、自信作を何点か展示しました。

 しかしほとんどの客は関心を示さず素通りです。

 昼食の時、他の建築家たちにその話をして「沖縄の人は建築見る目が無いねえ」とイヤミを言うと、地元の建築家が教えてくれました。

「戦後間もなく、大きな台風が来たとき、日本の木造家屋はみな吹っ飛んで、残ったのはアメリカ進駐軍のコンクリートの家だけ。それ以降、住宅はコンクリートで作るようになったんですよ。沖縄の木造率は4%ですよ」

 他の東京から来た建築家は、それを勉強してきたひとと、普段からコンクリートの豪邸を建てている建築家。

 私は次の日の展示は半分サボって首里城を見学して帰りましたよ。

 その後、住宅会社が進出して堅牢な木造も普及しているとかで、かなり木造が増えたようですが・・・私? 観光なら行くよ。

 ところでうちの3階。南側のサッシには、普段は使わない、壁と一体になった雨戸がありますが、東側のサッシは、外壁をガルバリュームスパンドレルに張り替えたとき、雨戸は無い方が格好いいから、取っ払っちゃいました。

 しかしいつ千葉台風がうちにくるか分かりません。外部に付けると足場や何やかやで、7,80万円はかかるので、ガラスは割れても室内に被害が無いように、室内から防御する方法を考えるつもりです、ローコストの精神で。


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