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2019年11月04日(月)

木造その2

「新国立競技場」間もなくできますね。

下から見上げるとキレイな垂木が並んでいます。設計者のたまわく「木はぬくもりを感じるから使った」 有り難いおことばです。 五輪を真冬にやればよかったですね。

 そういえば同じように言われたお言葉思い出しました。北日本大震災の時の仮設住宅の設計者が、被災者は心の温かさが必要だからぬくもりのある木造にした、という意味のことを言われました。しかしそのために何か月か遅くなる、それでも木造にした、という記事を読みました。

 その時も「私、安い木造にぬくもりなんか感じない。むしろ私の世代、戦後の安普請、安物、粗末のイメージが強い。それより、何か月も待たさないでくれと思われるのではないか?」と書いたような気がします。無視されましたが。

 しかし、「競技場」も「仮設住宅」も、設計者はお二人とも日本を代表する強力な建築家です。お二人が言われるのですから「木はぬくもりを感じるのでしょう」(私なら強力なエアコンの方が良い)

 それより二度と密集地の木造住宅や、木造の巨大建築の火災を見たくないですね。あの火の勢いを見ていると、あれじゃあ、絶対に手が付けられません。

 もう一つ、前回書いた「山を守るために建築に木を使う」という話。私にはどうしたらいいかまったくわかりませんが、なんか国の方針は違うような気がするのですが・・・少なくとも木があんなに燃えるところを見てしまうと。


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