2020年09月26日(土)
御名御璽、天皇のハンコ
河野太郎さんは、神奈川の空にブルーインパルスを飛ばさなかったから 嫌いですが、ハンコをなくす改革は賛成です。
昔は「建築確認申請」は役所に出していましたが、1字でも間違えると連絡が来て、訂正に行きました。
「直したら、印押しといて」
「あ、印鑑忘れました」
「ハンコ持たないで、役所に何しに来たの?」
役人にとっては、印鑑を持たずに役所に来ることは、「切符を買わずに電車に乗るようなもの」 考えられないらしいのです。
「すぐ取りに行ってきます」と出ると、役所の前の文房具屋に必ず三文判を売っているのです。「吉田」印は必ずあります。それを買って押しに戻ります。何でも押してあればいいのです。
うちの事務所を片づけた時、整理をしたら、吉田の印が10本くらい。その他、施主のモノなど(うちですべて買っていたから)30センチ四方の箱に一杯出てきました。
役人は、それほどパンツのように身に付いていたものを、明日から止められるのでしょうかねえ、見ものです。
ひとつ心配なことは、御名御璽
天皇陛下が毎日印を押していらっしゃった作業は、どうなるのでしょうか? あれ大変な労力と時間らしいですね。
国会の開会宣言や、大臣の認定証書(?)に押される印も無くなる?
太郎君! 必ずやれよ! 「次の改革、どうぞ」