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2021年06月17日(木)

丹下健三の衣装はパジャマとスーツ?

ネットの何かで読んだのですが、丹下健三氏の「ご子息」が「父」の事を書いていらっしゃいました。

 非常にまじめで礼儀正しく、着るものはパジャマとスーツしか持っていなかった。

 アレッ? と思いました。

 「新建築・住宅特集」の別冊で、塚本由晴さんがまとめられた「日本の家」の「丹下自邸」の頁に大きな写真があります。ご自邸(ピロティの下)の庭で、はじめの奥様とお嬢様と3人でボール遊びをしていらっしゃる微笑ましい写真です。

 その洋服が、セーター(長袖のポロシャツ?)なんです。

 そもそも部屋で過ごされるとき、パジャマであるはずがない。ガウンとか部屋着に着替えていらっしゃるはずです。

 もっとも丹下健三氏の晩年しかご存知ないとすると、そういう表現になるのかなあとも思います。

 イエ、何が言いたいかというと、時が過ぎると、ごく一部の、表面だけのことしか伝えなくなるものだなあということを、つくづく考えるのです。

 「コロナ五輪」も強引にとにかくやるでしょう。べつに競技場や選手村の中で死なない限り、五輪のせいで死んだという「エビデンスがない」と情報は葬られて、何十年後には、「コロナに勝った五輪」として、思い出に残ることでしょう。それにしても・・・


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