ホーム »  コラム  »  五輪とコロナを結び付けるエビデンス

2021年08月08日(日)

五輪とコロナを結び付けるエビデンス

 私はそもそもオリンピックに興味がありません。うちでは、チャンネルを探していて、たまたま、卓球で日本と中国の選手が打ちあっているとき、そのラリーの途中でもチャンネルを変えちゃうくらい興味が無い。その打ち合い、どうなるかくらい見ればいいのに、関心がない。どうせどっちかが勝つ。

 だから「反対派」以前の問題ですが、バッハさんとスガさんが「感染拡大と、オリンピックは関係ない。オリンピックと結びつけるのは、間違っている。エビデンスがない」と言いますが、それには引っかかります。

 なにが エビデンスですか・・・? アホウ!と言いたい。

 コロナに色が付いているわけではないから、エビデンスなど分かるはずない。

 。私はそんなことではなく、日本人の感性と文化を考えているのです。

 たとえば、昭和天皇が御病気をされて、ご逝去の時期も迫った時、みんなは行動を自粛しました。テレビ番組や、CMも明るすぎないよう控えました。井上陽水の車から顔を出して「皆さん!お元気ですかあ???」というCMも中止しました。

 それに対して文句を言った国民は居ませんでした。

 これ 天皇のご病気と関係ありますか? 皇居のテレビのスイッチを切っておけばいいことじゃあないですか。 ご病気に影響するというエビデンスがありますか? あるはずないでしょう。エビデンスなど無くても自粛したのです。

 東日本の津波の直後、私はたまたま奈良にいました。奈良ホテルから見える興福寺は普段照明で明るく照らされていますが、その時は照明を消して真っ暗でした。発電所の問題ではありません。

 犠牲者が多く出た災害の後は、日本全国が哀悼の気持ちを表わしたのです。そういう国民です、日本人は。 

 だから未経験の恐怖と不安の今、世界のスポーツの祭典をやって大騒ぎをするのは、私には違和感があったのです。ボッタくり男爵や、不適任総理は持ちあわせていない感性と文化です。


ページの先頭に戻る