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2022年06月19日(日)

芥川賞候補全員女性

若い人は新しい社会を自分たちでつくって、ひとのことを平気で「もう古い」と云う。こちらが作った社会を壊すんじゃあない! 困ります。

 その一つ。男女の問題。私はいつも言っていますが差別する気は毛頭ない。違いを意識しているだけです。それもビクビク気を使いながら、「これは言っていいのかな?まずいのかな?」と矛盾だらけの今の人の基準がわからない。それを承知で書きます。

 芥川賞の候補5人とか、全員が女性という記事。(やっぱり意識しているんだろ?!こんな記事わざわざ書くとは) まあ腹を立てずにその話書きます。( 男女を区別することを不愉快に思う人はこの先読まないで)

 私がもっている「昭和文学全集・24巻」実は女性は林芙美子と宮本百合子の二人だけ。横光利一からはじまって武者小路実篤ら・・・ほとんど読んでいますが、自然に「オトコ思想」が身に付いているのでしょうか? 断わっておきますが多様化したらもっと面白くなるのかもしれませんがね。しかし候補が全員女生とは、偶然なのか?なにか時代の意味があるのか?興味があります。

 偶然ですが林真理子との対談で彼女が「小佐野家を小説に書いたら?」と勧めた小佐野弾という作家、ゲイとか。

「オトコ思想」で思い出されますが、建築史家の長谷川堯さん(長谷川博己さんの父君)の名著「神殿か獄舎か」は、いいかえれば「オスかメスか」の視点の違いを論じています。中にこんな一文があります。(略)「具体的に見れば、陽的オス的思考による建築が圧倒的な明治建築に対して、メス的な建築設計が非常に顕著にあらわれ、前者を弁証法的に侵食する現象を「大正建築」と総称するのである(このことを、大正建築におけるメス性の開示と私は仮に呼ぶ)」

 ですって。

 「オトコは、オンナは、」 と云ったとたんに目ん玉をヒンむぐ輩の前ではとても書けませんね。

 


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