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2022年07月06日(水)

隈研吾さんの「負けるが勝ち」さ

朝日君が一面で「深論」というシリーズをやってます。深論なんて私のように「コンビニ現金男」の頭脳にとっては、もっとも苦手とするところ。

 「参院選の先に」と副題があるから、政治と社会を考えるようです。そもそも「深論」なんて造語?・・・ そうしたら今日の朝刊、どこかで見た顔、隈さんでした。

 「負ける建築」と政治が、関係あるという話です。

 隈さんの持論「負ける建築」とは、隈さんの上の世代の建築家たちが、より高いビルやより目立つ建物をつくって、「勝とう」とした意識を、批判するために作ったものです。

 だから政治や経済が今日「偉そう」にしているのも、この「負ける建築」の思想で批判するという話です。

 相変わらずうまいことおっしゃるなあと感心しますが、「コンビニ現金」の頭脳にはちょっとひっかかります。

 上の世代がつくった「大きいもの」たとえば超高層ビルは、「大きさを志向するシステムの象徴」つまり、それで勝ったつもりでいると批判されていますが、私は疑問、否 その見方同意できません。

 超高層こそ「負けた象徴」と言いたいのですが。資本家に負けているのですよ。資本家の言いなりに建てざるを得なかった。つまり負けたのですよ。

 隈さんだって、あの「歌舞伎座」の後ろにくっつけて「超高層ビル」を建てていますね(あれは他の建築家?)あのビルだって「好き」で建てたんじゃあなく、資本家の要求で建てざるをえなかったんでしょ?

 どうも隈さんの「負ける建築」の話を読んでいると、どうも「負けるが勝ち」さ、と言っているようで・・・結局は、ほんとうは「勝ちたい」。「勝つ」ための手段? 方便? に聞こえてしようがないんですけど・・・

 政治と「負ける建築」、「根っこでつながっている」とおっしゃいますがそのとおり。

 岸田さんの「聞く政治」・・・ウソですよ。勝つための手段? 方便?です。

 だからいみじくも山際大臣が「野党が言ってくることは一切聞かない!」と言ったでしょ、本音ですよ。

 「負ける建築」と政治、おっしゃるとおり、同じですね、ウソのつき方が。


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