ホーム »  コラム  »  一青窈の「喝采」

2012年04月28日(土)

一青窈の「喝采」

一青窈がちあきなおみの「喝采」をカバーしています。TVで見ました。一青窈は実に引かれる雰囲気をを持った歌手で好きですが、「喝采」は良くないです。合いません。彼女は青山や六本木のカフェでしゃべっていると似合うし、麻布十番のビストロの白ワインが合います。だから、ドサ廻りの売れない演歌歌手の破れかかったポスターが貼ってある日本海側のうらぶれた街の唄には合わないのです。さすが自分のキャラクターを出して個性的に歌っていますが、うまい下手は分かりませんが、似合いません。その点、「津軽海峡冬景色」をカバーしたアンジェラ・アキは、不思議と合うので、これはどういうことかと考えさせられます。彼女は、この歌を父親の背中で、父親が唄っているのを聞きながら育ったとどこかで読んだことがありますが、興味ある話です。話は変わりますが、私は設計の打ち合わせで、よく施主がその時住んでいる古いお住まいにお邪魔して、ポットや石油ストーブが置いてある畳の茶の間や炬燵の部屋で胡坐をかいて打ち合わせをしましたが、ふと「丹下さんや槇さんは、こういう光景似合わないだろうなあ」と思いました。一青窈の話と結びつきませんね。止めます。


ページの先頭に戻る