ホーム »  コラム  »  いやな世の中

2012年08月02日(木)

いやな世の中

阿川佐和子さんが「聞き上手」とか「聞く力」とか言う本を出していますね。大体想像つくので読んでいませんが、(いや読んで分かっても実際には出来ないから)このあいだラジオのワイド番組でゲストが「引っ越しをしようと思ったら、下見に来た引っ越し業者が、ちょっと大型の冷蔵庫を見て、これは無理だからうちでは引き受けられないと言う。いや、扉の幅を測ったら数センチの余裕で入るはず、と言ったが引き受けてくれない。それから何社か呼んだが、みな断る。最後にやっと引き受けてくれた業者が言うには、ギリギリだとたとえ入ってもちょっとでも傷がつくと文句を言われて、それが嫌で、はじめから危険なことや無理は避けるんですよ、と言われた。その業者は無事運び入れてくれた。いやーな世の中というか、社会的におかしくなりましたね」と話しました。するとそれを聞いたキャスターが「最近引っ越し上手というのがいるんですよね?運び入れる順番や置く位置を決めておいて、ピタッと無駄がなくみごとに計画するんですよね。あれは見事で感心しちゃう。」と言いました。話題は次に移りましたが、私はあきれて「そういう話じゃあないだろ!!」と叫びたくなりました。「聞き上手」の真逆。ところで、産婦人科医が減ったそうで、聞くところによるとすぐ告訴されるからとか。そういえば建築も。工務店の社長が大手の下請けで、大手がこけたので倒産。「もう一度頑張りましょうよ」と励ましたら「もうこりごり」と言う。四六時中苦情に晒され、安眠できる時が無いと言います。知り合いの工務店の社長も、さんざん値をたたかれ、始まってみると無理に始めた工事費のことなど知らん顔で苦情の連発。まるで高級料亭の数寄屋普請のような精度を要求し、いつでもタダで呼びつけるのを当たり前と思っている。無理な仕事は絶対にしたくない、と言って仕事を変えました。私、無理と危険を承知で設計と取り組んでいます。足を洗うバケツ誰か貸してください! 結局何が言いたいのか、私、「書きべた」


ページの先頭に戻る