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2012年08月15日(水)

書類作成・申請手続きと「設計」は別

建築の確認申請や中間検査、完了検査の時の手続きや書類作成の煩雑さや膨大な量には驚かされます。巨大な建築ならいざ知らず、単に普通の住宅にこんなに必要かと思うくらい、しかも書類形式も巨大な建築と同じで、とにかくあきれます。どうみても書類だけは整えておく行政の責任逃れに思えてなりません。第一、住宅建築の実態に合いません。壁の仕上げや、間仕切りをちょっと変えても申請書類をつくり変更届を出して、許可になるまで工事はできません。完了の時も、使用した材料のすべてを現場で写真をとり、「アルバム」にして報告しなければなりません。この手間と費用は膨大なものです。しかし私はこの制度や規定を止めてくれなどとは言いません。官僚は一度決めると止めないことくらい知っていますから。それより建築家への提案です。「設計料」のシステム?表示形式?を変えませんか?今は普通「設計料」幾らと言っています。例えば10%とすると、その中には設計と監理が込みであらわされますが、これには確認申請や中間検査、完了検査申請書作成等「すべて込み」を当然と思われていますが、諸手続き料をたとえば3%別途、と言うのを一般化するのです。諸手続きは時代によってどんどん変わりますから、別途を「当然」と思ってもらうのです。具体的にどうするかはこれから考えますが、いかがでしょうか?


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