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2012年09月21日(金)

太陽光発電パネル

昨日ある会合で国交省の通達(?)が報告されました。それは「太陽光発電のパネルを屋上や屋根に載せる場合、その下を居室や部屋に使わないなら「確認申請」の必要なし」というような主旨でした。笑っちゃいました。あの下に部屋を作るかもしれないという懸念はすごい発想です。さすが役人の発想と感心しました。私はむしろ、あれを無届で設置して大丈夫?という疑問を常々持っていました。と言うのは、普通の木造住宅の「軸組計算(簡易な構造計算)」では法令に従って、屋根を「軽い屋根」「重い屋根」という区別をして計算に入れていますが、「軽い屋根」にパネルや架台を載せても「軽い屋根」のままで良いのか? ちなみにあるメーカーのパネルの荷重はおおよそ畳1枚が15,6kg、1㎡の単位重量13kgです。カタログには南面だけで30枚載っている木造住宅が出ています。架台も入れると500kgつまり0,5tのものを屋根の上に載せている。新築の時なら建築家が対応するから心配ないでしょうが、先日ある家のカラーベストの屋根の葺き替えの相談を受けて業者に相談したら、今は元の古いカラーベストを剥がさないでその上から貼るやり方がある、そうすれば処分費など何十万円か浮くと言われました。その家は太陽光発電パネルを設置する予定だったので、さすがに上から葺くのはやめましたが、直接業者がやる場合、みんな平気でやってしまいます。国交省は、「パネルの下に部屋を作るかもしれない」などというマンガ的発想は止めて、荷重やその取り付けの問題に着手すべきだと思います。あるいは、地震の時は屋根を見て「パネルが載っていたらすぐ遠ざかれ」キャンペーンでもしたらどうでしょう?


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