ホーム »  コラム  »  非常勤講師

2012年11月06日(火)

非常勤講師

建築家と名刺交換すると大抵の方の肩書に「なになに大学非常勤講師」と書いてあります。多いですねえ。さすが猫と杓子はしていませんが、事務所をやっている建築家は特段優秀でなくても、誰でも呼ばれるのかと思うほど、それほどでもない方が非常勤講師をされていて、名刺に肩書として書いていらっしゃいます。(勿論例外も存じ上げています)しかも複数掛け持ちしていらっしゃる方もよく見かけます。あれ、お止めになりませんか?いえ、名刺に書くの。なんか、いかにも誇らしげで、「肩書を誇る」のは建築家のすることとして違和感があるのですが。そう感じるのは私だけでしょうか?勿論必要な自分の「身分」は書かねばならないことはありますが、「非常勤」はさほど必要ないのでは?ここで「非常勤講師」とは何か、「専任」とどこが違うのか?など本質論は止めましょう。それほどの意味もなくただ増えているのではないかと思うのです。勿論大学経営として、「専任」を入れるより「非常勤」で賄う方が安上がりという事情はありますが、それはそれとして、どうも最近の傾向を見ていて、それでいいのか?と思えてならないのです。そこで「専任」の先生方にお願いです。是非、「非常勤」といえども「専任」として迎えたいような、(実社会で活躍する)優れた建築家を探して頼んでください。今の傾向は「非常勤」になると「優れた建築家」とみなされると錯覚されているのではないでしょうか?学生にとっては、外の空気に触れる重要な機会なのですから。 そんなことないでしょうが、力の弱い総理大臣の組閣の時の人選のようにはならないように。


ページの先頭に戻る