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2012年12月31日(月)

NHKホールの「第九」

NHKホールの「第九」行って来ました。さすがN響も指揮も良かったです。合唱も一糸乱れず統制がとれていて圧巻でした。ドイツ人らの歌手も凄い迫力で、音響が良いせいかあんな響きの声聞いたことが無い、圧巻でした。今年を締めくくるにしては、音楽は最高でしたが、一つだけ、ホールが良くない。味気ないったらありゃあしない。魯山人だって料理が上手けりゃ良いってもんじゃなくて、やはり器も吟味するでしょう。どうして響きが良ければ良いと思うのでしょうかN響は。上野の文化会館でやったら何倍も良かったでしょう。目を瞑って聴いていました。言葉はわかりませんが、たしか詩はシラー?神を称え歓喜を謳いあげる。その同じ味気ない「講堂のようなホール」で「隠し切れない移り香が いつしかあなたにしみついた だれかに盗られるくらいなら あなたを殺していいですか」と歌う。そして「講堂」を真っ赤に染めて天井も壁も消してしまう。そう、やっぱり「紅白」のホールなのです。「くらくら燃える火をくぐり あなたと越えたい天城越え」 私、妻と年越え。皆様よいお年を。

 


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