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2013年09月06日(金)

ブラック企業

「ブラック企業」の正確な定義を知りませんが、残業代をロクに払わないで残業させたり、忙しけりゃあ土日出勤も当たり前。賃金は法律にも満たない。将来の保証もない、と、こういう企業のことらしいです。え!うちだ、と思ったアトリエ系事務所の先生は多いはず。うちもそうです。「労働基準監督署」から呼び出されて、スタッフとの間で「労働協定」を結びなさいとか、出勤簿を付けなさいとか指導を受けた話は既に書きましたが、守ったのは「労働協定」を作ったことくらいで、その他は、まだ何もありません。もし今度呼ばれたら、こう言おうと思っています。「うちは企業ではありません。若い建築家を育てる塾のようなもんです。建築家の大先輩の前川國男と言う方は、スタッフから月謝を取っていたと聞いたことがあります。払うだけましでしょう」と。

むしろ怖いのは身内です。以前、先輩の建築家がとうとうやっていけなくなって事務所をたたむことになった時、スタッフが退職金を1,000万円要求したそうです。「ふざけんな!そんな金があったらたたまねえよ!」と喧嘩したそうですが、その後の話は聞いていません。幸いうちのスタッフは皆いい奴で、そんな奴らと世界が違って、円満退社です。頭が下がる思いですが、あとは、うちで学んだような建築を作ってくれるかです。「ふざけんな!そんな学ぶものがあったら辞めてねえよ!」??


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