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2013年09月16日(月)

丹下健三の雨漏り

もう亡くなられましたが宮内嘉久という建築評論家の講演のレポートで読んだのですが、「丹下健三の建築に雨漏りがひどくて困り果てた人が、丹下さんに相談に行ったら、「私は建築ができて竣工時の写真が撮れたら、それで結構なのです。あとはご自由になさってください」、と言ったとか。前川國男はそれを聞いて「言語道断」と怒られた。」というものです。

丹下健三は、「機能か美か」という二者択一で考えようとするのは間違っている。両方とも自律したものである。従って二元論で考えるものだ、と言ったのを思い出しました。「良い建築」と「雨漏り」も二元論で。(未完)


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