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2013年10月07日(月)

オンカロ

「十万年後の安全」の映画を、ある集会で見ました。原発が稼働する限り増え続ける放射性廃棄物の処理場をフィンランドで作っている、その映画です。最近、小泉元首相が見に行って有名になった施設です。「オンカロ」といって、地下500メートルの深さに廃棄場を作っているのです。その物凄さもさることながら、映画の主軸になっているのは、放射性廃棄物が無害になる十万年後まで、人が近づかないようにするにはどうするか、その問題というか悩みが真剣に討議されているのには驚きでした。「立ち入り禁止」の看板を立てておけば良いじゃあないかと思いましたが、1万年も経っていないピラミッドが、中がどうなっているのかさえ分からないし、周辺の地下がどうなっているのか探知機を使っても分からない。その十倍も年月が過ぎたら、想像もつかないことになっているらしいのです。だから、何万年後かに「これは何だ?」と疑問に思う人類が「きっと宝が隠してある」と掘り起こしてしまうだろう、と悩んでいるのです。学説によると、6万年後に地球は氷河期を迎えるようです。その時に、地球の表面はまったく変化し、どうなるか分からないらしいのです。日本では、そんな先のことは考えないようです。捨て場が無くなった時は、その時の政権が考えれば良い。次の選挙のことさえ考えていればいい、と言うんでしょうね。それより「オンカロ」を実際に見に行った小泉さん、自民党を再び「ぶっ壊せますかね!?」見ものです。


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