ホーム »  コラム  »  新々人類

2013年12月01日(日)

新々人類

二人の若いアーティスト(平面作家)と飲んでいたら、二人が数日前に見た作品の話になりました。大きな樹の切株に金属の羽が付いているオブジェらしいのですが、1人が「あれは良かった」と言います。もう一人は「あれは認められない」と言います。どうも否定派は、要約すると「知性に欠ける」ということのようです。私なりに言い換えると「思考回路がまったく読めない作品は否定」ということのようで、私は同感です。ところが、「良い」と言っているもう一人は、「作者は切株を見ていたら飛びたがっているようだった。だから羽を付けてやった、と言っている。気持ち分かるなあ」と言います。そう言う彼を見ていると、私がこの前から面白くないと言っていた新聞の4コマ漫画はこういう人が面白がっているのだと納得しました。このコラム面白くない??スイマセンあわてて書いたもんで。実は今、渋谷に10坪足らずの小さな「飲み屋」を設計していて、和紙の天井照明を堀木エリ子さんにデザインを頼もうか悩んでいるのです。40年前、処女作の4M角の小さな別荘「ヴィラ・クーペ」の照明を、萩市民館の照明に惚れて、会ったこともない石井幹子さんに電話して依頼したのを懐かしく思います。あの時私は若かった。切り株に羽をつけて面白がっていたかもしれない?否、そんなことはないだろう、とも思います。(PS:完成したら飲みに来てください。)ホントにつまらなくてスイマセン。


ページの先頭に戻る