2017年12月31日(日)
普通の人離脱宣言
今日は31日、今年の終わりです。まあ、とりたててどうということはない年でした。みなさまもきっと(どうということのない)静かな年を送られることでしょう。このコラムをお読みいただいた方には、ほんとうに有難く感謝致します。とりたててどうということのない内容にもかかわらずお付合いいただいて、嬉しく、張り合いになりました。
ところで、私、自慢じゃあないけど、とりたててどうということのない人間と自覚しています。普通なんです、すべてで。一般の人間と同じなんです。
しかし、これがどんなに大変なことで、有難いことか。 たとえば、胃の検査で胃カメラを飲まされますが、たまに飲めない人がいます。 とてもあんなもの喉を通すわけにはいかないようで、麻酔でもかけてもらっているようです。私はおいしいとは思いませんが、まあ飲めます。みんなが飲めるから。
小学校のとき、みんなが憶える九九も、まあ人並みに出来たし、跳び箱も中くらいで飛べたし、逆上がりも皆が出来るころにはできたし、宙返りは、ほとんどの奴ができなかったけど、私もついにできなかった。
だからまったくこれでいいのだ、と思っていましたが、ふと、大変なことに気付いたのです。
今、日本の男の平均寿命は80歳とか。私、来年80なのです。普通のひとなら、これでおしまいということか?それは大変です。普通をやめなきゃ。
だから「普通離脱宣言」をすることにしました。
1:高血圧でも普通の人がするように減塩はしない。
2:γGTP(酒飲み数値)が上がっても、普通の人がするように酒の量は減らさない。
こうやって普通の人から離脱して、平均寿命に従わないことにします。
来年の大晦日にコラムでお会いしたいので。。どうぞ良いお年を。