2018年03月14日(水)
「ヴィラ・クーペ」が無い!
私の記憶をまとめた80頁のミニミニブック「記憶」を書いていて、
いよいよ最終頁に、わたしのささやかな処女作とデビュー作を書くことにしました。
今は妙高高原の雪の中に埋もれているだろうけど、雪が融けたら行ってみようかと、グーグルで検索してみたら、「ヴィラ・クーペ」がありません。
処女作の高校の宿泊施設はありますが、その近くの「クーペ」がありません。グーグルの夏に撮ったと思われる航空写真から、たしかこの辺だというところをクローズアップして探すと、ありました!
かろうじて基礎と思われる4M角の、正方形の地中梁と思われる形は確認できました。しかしそのほかは跡形もありません。
終わったのだと、万感が頭の中をめぐります。
実は、もう50年近く経っているので、それでもあのRCの四本柱は立っていてくれるだろうと思っていました。残っていたら、「建築とは・・・」とどうしても刻みたい言葉があるので、それを刻みに行きたかったのですが、もはやかなわないことになりました。「記憶」の最終頁には書き残したいと思っています。