2019年04月09日(火)
イチロー、国民栄誉賞断る
私は間違っていました。3月24日のコラム「イチロー引退」間違っていました。
私は野球に関心が無く、知識もないので、イチローが引退したくらいで朝日新聞一面トップに出すなよ、と思っていましたが、イチローはスゴイ人なんですね。
イチローは打率がよくヒットを一番多く打って、盗塁もうまく、アメリカでもスターとして活躍した選手くらいしか知らないので、国民はただそれだけのことで、イチローにあこがれて毎日のサラリーマン生活の憂さ晴らしと、熱中の対象を求めているのかと思っていました。
ところが国民栄誉賞を断りました。実は他のもらった人に比べても十分もらう資格はあることを知りながら断りました。イチローは、ひとの人気に便乗して利用し、政権の支持率を上げようとしている官邸の魂胆を見抜く、反骨精神をもった人間としてのイチロー。国民はその彼を称えているのだということを知りませんでした。
それなら朝日一面の価値があります。ただのスポーツ選手かと思っていました。国民(大衆)も選手としての記録(打率や盗塁、そのしなやかさ)に興味があるのかと思っていました。私はバカですねえ。国民(大衆)をみくびっていました。
国民栄誉賞については「現役選手(政治家も)にあげるな!」という コラムを以前書きました。(12月26日コラム「国民栄誉賞」)